この時期でも「野球肘」は多いです

 今日も昨日以上の大風だ! 昨日も一日吹いていたが今日もまた一日吹いていた。三陸東部の強烈な低気圧(爆弾低気圧ではないのかな?)が原因だそうで、明日も吹くらしいから困ったものだ。折角天気が良くても子の大風で台無しです。でも、明日の方が温かいかな?少し希望を持っていきたいです。

 最近はコロナも少し落ち着き、春も近いと言う事でスポーツ関係の患者さんが良く来院されます。私どもの院はやっぱり野球関係の方が多いです。かつては冬のトレーニングと言えばランニングや筋トレばかりやっていたものですが、ここ10年ぐらいは厳冬期でも、キャッチボールやバッティング練習 早い所では一月中に紅白戦なんかをやるチームも当たり前になっているようです。昔じゃ考えられないような事ですがこれが現実ですね。でも、その方が選手の皆さんもモチベーションが上がるかな^^?

 冬季からこの時期にかけての野球関係の患者さんは以前は腰や膝の痛みを訴える方が多かったのですが、最近は肩や肘の痛みを訴える患者さんが多いです。一年中 肘や肩は酷使されるわけですから仕方ないのかな?でも、野球部なのに冬場は走っているだけというのも寂しい限りですのでこれも時代と言うものですかね。

 ただ、一言言わせていただきたいのは、「野球肘」は休んでいるだけでは(肘を休ませているだけでは)治りません仮に痛みが引いたとしても、投球を開始してしまうと元に戻ってしまうものです。これは主に筋肉の硬化(変性)にあります。残念ながら一度硬化(変性)してしまった筋肉は一般的な方法では回復しません。元に戻すためには特殊な機器と技術(理論)が必要です。お困りの方はご相談ください。