「寒くなりましたね。」と言いますか、「今年ももうすぐ終わりますね。」と言いますか。この時期になりますと⚾野球系の部活動の選手は、腰が痛くなるお子さんが増えます。昔の冬季練習は筋トレやランニングが中心の練習だったと思いますが、近代野球では冬場はバッティング練習(打ち込み)を行うチームが増えているようです。バットスイングは全身を使う捻転運動ですから、かなり体(主に腰)に負担を掛ける事となってしまいます。そこに、生真面目な中高生が必死にこの練習に打ち込みますとどうしても、腰を痛めてしまうお子さんが増えます。特に、高校生は身体も大きくなり相当にパワフルになりますから、相応に、体の負担も大きくなるものです。
腰の痛みの中でも、野球の皆さんが良く痛められるのが「腸骨の骨膜炎」です。これが一番多いと思います。しかし、昨日来院された⚾野球系のお子さんは同じ「骨膜炎」でも「腰椎のL1~3の横棘の骨膜炎」(これも珍しくはありません)でした。来てくれた時は、絶望的な顔をされていましたが、施術後当院のバット(900g)を振って貰うと「全然痛くない!」との事で喜んでお帰りになりました。一緒に来られたお母さんも安心した感じでしたね。
この時期の腰痛は「骨膜炎」と言うワードがついて回ります。聞き慣れないと思いますが、覚えておいても損は無いと思います。通常のマッサージでは「骨膜炎」は良くなりませんが、私どもの院にあります「マイクロカレント」(微弱電流治療器)を使用しますと、数回の施術で快方に向かうものと思われます。特に頑固な腰痛はこの、「骨膜炎」が隠れている場合が多いのでお気を付けください。
PS 私どもの院では、この硬式用バット(900g)が常備されています。「バットを振ると痛い!」と言われるお子さんには、施術中、当院駐車場でバットを振っていただくのが通常です。その方が、私どもも、患者さんも納得しますので…..。(尚 バットスイング時は安全を考慮しながら行っております。)
