勝負する感覚

 四十肩や五十肩も私たち中山接骨院スタッフの得意分野です。本日もお一人「四十肩」(四十肩は筋肉性の疾患で、五十肩は骨的な疾患です。)の患者さんがお見えになり、お帰りの際には、ほぼ正常になり、嬉しそうにお帰りになりました。3年ぐらい前から可動制限があったり、それなりの痛みを感じながら日常生活を送っていたとの事ですが、これからはそれが無くなり良かったとの事でした。

 四十肩や五十肩に関しては治らないと思い込んでいる患者さんが多いようです。実際私どもの同業者である整骨院や接骨院に行ってみたり、整形外科さんに通院したりしても、良くなる確率は少ないようではあります。

 私もこれらの疾患について自信を持って施術出来るようになったのは、それ程前からではないですね。良くなる確率が現在までに達したのは10数年前ぐらいからだと思います。「何処に行っても良くならない!」系の症例はどんな名人が施術しても100%治る訳では無いし、もちろん簡単でもありません。先ずは悪い部分を徹底的に見つけ出し、そして硬化している(固くなっている)その患部をどんな方法でもいいですので、緩めて行かなくてはなりません。

 この、硬化した筋肉を緩められるか、否かが実は腕の見せ所となります。筋肉を緩める事が出来れば症状も勿論良くなりますので、私達術者の勝ちとなります。私たち中山接骨院スタッフは毎日この様な勝負を多数熟す事により患者様に満足の行く施術を行っております。

 正しい傷病名を確認したり、痛む筋肉や骨膜をはっきりさせ患部を施術する事を一般的には「治療」と言いますが、実際この席に座らせていただいている私どもスタッフは感覚として「患者さんのその症例と闘っている。」感覚なんです。数の内ですので敗れる事もありますが、勝利した時の気持ちは「筆舌に尽くしがたい」ものです。

 取り敢えず「四十肩」の患者さんは、本日だけでもかなり良くなり、私どもも嬉しい限りです。やはり勝負事は勝たないと駄目ですね。