膝の「骨膜炎」

 今朝の立哨も寒かったです。今日も手袋をした指が痛くなりました。とは言え寒さもまだ序の口、これから先が思いやられますねぇ~、困ったものです^^。

 さて、昨日は月曜日だったのですが思ったように患者さんはお見えになりませんでした。しかし、昨日は人数こそ来なかったものの、新患さんは多く来院されました。「また新患さん?」と私が言う程、午後は新規の患者さんが多かったですね。私の院ですので(?)どうしても野球関係のお子さんが多いです。ボーイズ&シニア系の患者さんですね。中学硬式野球の皆さんは年間でかなり施術しています。かなりマニアックと言いますか相当難しい症例も多く扱います

 そんな中ですが、昨日は陸上 短距離を専門とする二十歳の患者さんがお見えになりました。元々数か月前から「整形外科」で診て貰っていたのですが、一向に良くならないため知人の伝手で私どもの院に来られたそうです。

 この方はスタートダッシュする際 左膝の外側に強い痛みを生じる事が最も中心となる症状で、スタートが非常に重要である短距離と言う競技においては致命的となる症状であることは間違いありません。ご本人もかなりお困りのようでした。「整形の先生は何とおっしゃっていましたか?」の問いに、「炎症があると言われました。」との答え。私もそう思いましたが、さて どんな炎症でしょう。何となく「炎症」と聞くと多くの方は納得してしまうケースが多いのですが、この「炎症」意外と種類が多いものです。(かなりあります!)

 私は膝の関節面である事から、「骨膜炎」と思いその通りに施術を行いました。「骨膜炎」の施術はかなり特殊なものになります。通常の「健康保険内」での施術では基本的には治りません。私どもの院では「自由診療」として対応させていただいております。一般的な施術ではなかなか良くならない(治らないと言う先生も多い)「骨膜炎」ですが、「自由診療」に対応した機器や施術を行う事で多分数回で快方に向かうと思われます。

 この患者さんは私もびっくりしたことに、一度の施術だけでかなり回復してくれました。私どもの院では施術の後、確認の為、敢えて痛む動作をしていただくのですが、この患者さんの弁では「何か月かぶりに痛くなくスタートが出来ました。」と言われた時は、私どもも嬉しかったですね。