今日は「肋間神経痛」の患者さん

 今日も朝から性懲りもなく「新川」へ行って来ました。桜はピークを過ぎてはいるもののまだまだ健在で週末の花見には充分に鑑賞に耐えられるものと思われます。何だかんだで、今年の桜は長生きですね(笑)。

 今日は「肋間神経痛」の患者さんが来院されました。整形外科で「肋間神経痛」と診断され、一年近く通院されたようですが、一向に良くならない為、私どもの院にお見えになったようです。一般論として神経痛には3種類があります。一つ目は一番有名な「坐骨神経痛」二つ目は「三叉神経痛」と言いますと分からないと思いますが「顔面神経痛」と言うと分かりやすいですかね。そして三番目に「肋間神経痛」、治し難さで言いますとこれがダントツですかね?三種類ともかなりの力量が無いと治せない症例ですが、「肋間神経痛」が一番かな?少なくとも私はそう感じています。

 「肋間神経痛」が治し難い症例と言われるのは、施術しなければならない肋間神経が胸部をぐるりと360度回っているからと回答するのが一番ですかね。患部や中心部がはっきりしないのがこの症例の特徴です。肋間神経と胸椎を手探り(触診)で探して行かなくてはなりません。初日からはっきり分かる事が出来れば一番なんですが、大体全体を把握する事が出来るのに4回程度はかかってしまうと思います。

 ですが、一度患部(施術する部位を)確定する事が出来れば、先は見えて来るもので、施術するごとに「肋間神経痛」が良くなっていくのがはっきりと分かると思います。

 一般論としましては「神経痛」と言うものは治らないものと言われていますし、病院に行ったとしても、湿布と痛み止めしか貰えないものですから治らなくても仕方ないかな。私どもの院では理学療法中心の施術となります。患者さんに痛い所を聞いたり施術するたびに動いて貰い、確認しながら治して行きます。

 そのような訳で患者さんにも協力をしていただき、二人三脚で治して行きます。きょうの「肋間神経痛」の患者さんも来週中にはかなり良くなると思いますよ。