アスリートにはメンテナンスを

 先週はお盆週間と言いますか、丸々一週間お休みの方も多かったんじゃないのかな?私どもも火曜日と土曜日しか仕事をしませんでしたので、今週と言いますか本日から仕切り直しと言った感じになります。宜しくお願いいたします。

 甲子園大会もお盆の期間を過ぎると、残っている校数はかなり少なくなります。今日は準々決勝、これで残るは4チームとなります。4000校の中で生き残っているのは4校となるのです。多くのチームが夢破れ3年生は引退し1~2年生は秋の新人戦を目指す事となる訳ですが、この時期より私どもの院に来院される野球系のお子さんが増えて来ます。症状は様々ですが、でも、やっぱり「肩」や「肘」が多いですね。秋の大会まではそれなりに時間があるとはいえ学生競技の患者さんには私どもも非常に緊張感を持って施術にあたります。また、緊張感を持って施術した方が治りもいいものです。

 📺テレビを観ていると甲子園も大詰めを迎えていますが、殆どの学校は既に秋に目を向けている状態です。新人の皆様も次の大会に向け、気になる所は早めに施術をしておきましょう。昔のようにかなり悪化してから始めて診察に来ると言う患者さんは現代ではいなくなりました。「肩」でも「肘」でも初期ならば簡単に良くなるのが普通です。このような一般的にスポーツ障害と呼ばれる症例は、最初「筋肉痛」から始まります。「痛いな。」ではなく「張って来たな。」とか「腕が重い。」と言った感じの時が手当てをするにあたって最適の時と考えておいてください。

 水を飲むのにも「のどが渇てからでは遅い!」と言われますが、痛みに関しましても「痛い!」と言う事は一線を越えて来ている事を意味しますので、「違和感」程度の段階で受診を心掛けた方が良いと思いますよ。アスリートは自動車で言えばレーシングカーのようなものです。定期的なメンテナンスと慎重な見立てとが必要になって来ます。どれだけアフターを重視するかはハイレベルになる程 顕著です。