珍しいタイプの「ぎっくり腰」

 昨日夕刻に来院された20代の女性は、私どもの院に良く来てくれる患者さんです。いつもですと「腸骨系の腰痛」で来院される場合が多いのですが、昨日は「仕事をしていたら急に腰が痛くなりました。いつもの所だと思うんですが…。」との事で、何時ものように診察室に入ってこられたので、私どもも何時ものように施術したのですが、「どうも一向に良くならない。どうしたのかな?」と言われました。いつもですと直ぐに良くなるのですが、施術を行っていても変化があらわれず、私もどうしたものかと思っていましたが、ちょっとした仕草から「これってもしかするとギックリ腰かも?」と、思う所がありましたので、仙骨界隈いわゆる「ぎっくりエリア」をしっかりと診察しますと、この部位に特有の疼痛を確認しましたので、正に「ぎっくり腰」で間違いないという結論に達しました。その後「ぎっくりエリア」を施術後は見違えるように良くなりました。

 この様に一見「ギックリ腰」に見えない「ギックリ腰」も何年かに一度は診る事があります。「ぎっくり腰」にも明らかに「程度」と言うものがあり、起き上がる事が出来ず、何人かで、抱きかかえられるように来院される患者さんもいらっしゃれば、この様に、何事も無いような感じで来院される「ぎっくり腰」の患者さんもいらっしゃいます。個人差や程度の差は大きな症例です。

 私どもの院は接骨院としては「ぎっくり腰」の患者さんはかなり来院されると思います。先月は一日で3人来てくれた事もありました。このような事は稀な事としても、月平均に4~5人は来院されると思います。私ども中山接骨院スタッフは、「ぎっくり腰」も得意としております。初診で来院されても、お帰りの際はかなり楽になって帰宅出来ると思いますよ。