スポーツなどで足首を「捻挫」(ねんざ)されたことのある方も少なくないと思いますが、「捻挫」に後遺症があると言う事をご存じでしょうか? 「捻挫に後遺症なんてあるの?」と、驚かれる方も多い事と思いますが、実際少なからず後遺症の方は存在します。
今の時代ですからネットで検索すると、7種類ぐらいは簡単に出て来ると思います。その中でも、一番多いと言いますか圧倒的に多いのが「骨膜炎」になっているケースです。一般的な競技ですとバレーボールや🏀バスケットボールをやっているお子さんに多いですね。そうなんです、何回か同じ場所を「捻挫」してしまうと後遺症のリスクは高くなります。
目安としては4週間(一か月)経過した段階で、痛みが取れない場合それは、「後遺症」(骨膜炎)に移行していると思っていただいて結構です。私どもの院にも年間少なくとも数人はこの「後遺症」で来院されます。「ひと月前に🏀バスケットボールで捻挫してしまい、整形外科で固定して貰ったんですが、一向に良くならなくて….。」と言うお母さんに、「これはもう既に骨膜炎になっておりますので、固定は取って(解除して)しまいます。」と言うと、かなりびっくりされます。(当たり前ですけど…。)でも、この日を含めて3~4回の施術でかなり良くなりますので、皆さん納得してくれます^^。
でも、「捻挫」の場合 本当は一週間程度経過しても痛みが引かない場合は「後遺症」のことは頭に置いておいても良いものと思われます。この「後遺症」は私もなった事がありますが、思いの外 痛みが強く、かなりプレーに影響を与えるものです。