「私は、椎間板ヘルニア持ちなので腰痛が取れないのでしょうか?」これ、毎年かなりの患者さんに言われる聞き慣れたフレーズです。最近はレントゲンだけでなくMRIと言った文明の利器の力を大勢の方が享受出来るようになりました。映像は大抵デフォルメ(誇張)されていますが、それを差し引いても、自分の腰にあんな腫脹(しゅちょう)のようなものがあると思うと、強いショックを感じてしまうものと思われます。
ただ、信じていただけないかも知れませんが、MRIにヘルニアの映像が明らかに映っていたとしても、あなたのその「腰痛」とは関係の無い事も多いんです。もしかするとヘルニアの映像はあまり関係が無いと言っても何ら問題ないかも知れません。椎間板ヘルニア特有の症状がはっきり出る場合や、10代後半から20代前半での椎間板ヘルニアの初期症状はしっかりと処置をしなければなりませんが、「腰痛」だけですと、ヘルニアの突出部の問題は無視しても何ら問題ないと私たち中山接骨院スタッフは考えております。
腰部にヘルニアを抱えていますと、「腰が痛いのは当たり前(仕方が無い)。」と思われがちですが、先ほど申し上げましたように、「椎間板ヘルニア」特有の症状の場合は「椎間板ヘルニア」の施術が必要となりますが、「腰痛」のみの場合では「腰痛」として処置してしまった方が結果的に良好な場合が多いようです。
PS 「椎間板ヘルニア」だけでなく「脊柱管狭窄症」の場合も同じような事が言えます。