本日は午前中 足首を捻挫された高校生が来院された。高校では⚽サッカー部で活躍されているようです。練習中に相手と交錯し、一般的な外返しの捻挫で「前距腓靭帯」を少し痛めているようでした。典型的な足首の捻挫です。
私どもの院では、足首の捻挫の場合「テーピング」で固定する事を常としています。湿布だけでもそれなりに良くなりますが、テーピングを行いますと治りが全く異なって来ます。そして、意外と知られていませんが、足首の捻挫には後遺症が残る場合も少なくないのです。これは、捻挫を軽く見てしまい、固定を行わなかったときに起きる場合が非常に多く、なかなか厄介なものです。治らないとも言いませんが、一般的な方法で治すにはかなり期間が掛かると思います。でしたら、早い時期(受傷時)にしっかりと固定を行った方が良いに決まっていますよね。そんな訳で、私どもの院では足首の捻挫の際には、仮に軽度だとしても「テーピング」を行い、嫌な後遺症に対する予防にも役立てております。勿論「テーピング」をした方が数日で良くなります。
そして意外かもしれませんが大切な事をお知らせします。「肉離れ」や「捻挫」で「テーピング」を行っている人は就寝時は動かないから固定は必要ないのではないか?と思われる方が多いようです。でもこれはかなり違います。実は人の体が怪我や傷を治すのは「就寝中」のようで間違いないようです。朝 目が覚めると良くなっている事が分かると思います。これは夜間人の体が患部を修理している事もありますが、修理して貰うにはかんぶがしっかりと固定されている事が絶対的に必要になります。
当院でそのような治療を行う時は患者さんにもその旨を伝えますが、私のこのブログを読んでくれている方もそのような状況ならば、寝る時はしっかりと固定はしておいた方が良いですよ^^。