痛い所と悪い所は違う場合があります

 5日間の短い秋休みを挟み、私が朝の立哨を担当します小学校は今日から2学期、私も今日から子供たちと同じように短い休みを挟みまして、朝から交差点に就きました。やっぱりと言いますか制服を着用し交差点に立つと気が引き締まるものです。いい感じで緊張感が漲り、生活にも強い張りを与えるものと思います。

 さて、昨日来た患者さんなのですが、定年後ゴルフを始め一生懸命にやる余り腰が痛くなってしまったと言うケースでした。この方は私どもの院のお得意さんと言いますか、何かあるとすぐに来てくれる方で私どもの施術をよく理解されている方なので、私が「どこが痛むか分かりますか?」とお尋ねするのを良く知っています。でも、今回は「腰が痛いのですが細かい部分は分からないんです。」との事。

 痛む部分をピンポイントで捉え施術を行うのが私ども中山接骨院スタッフの「流儀」です。患者さんが本当に痛む部分(患部)を的確に洗い出すのが我々のテクニック(技術)と言えます。

 今回のこの患者さんにはプローブ(患部を探すための器具)を用いた触診を丁寧に行ったところ、患者さんが訴える「腰」と言うよりもその下方の部分「仙骨」や「仙腸関節」に炎症等のトラブルがある事に気づき集中的にその部位を施術しました。

 結局この患者さんは昨日の施術だけでも痛みが取れ、スイングしても痛みが無い事を確認してから帰途に着かれました。(中山接骨院では院内や駐車場で実際クラブやバットを振って貰い、痛みを確認するような事をしてもらっています。)

 この患者さんだけでなく、痛みを感じる部位と悪い部分(患部)とでは、意外と場所が異なったりするものです。本当に悪い場所(患部)を探し出すことが私ども中山接骨院スタッフの使命です。ここが分かれば痛みを取る事は、それ程難しくありません!