「上腕骨近位骨端線離開」の施術法

 今日も気持ちの良い一日でしたね。暑からず寒からず、体に負担のかからない季節は厳しい夏を越してきた我々には非常に有り難いものです。しかし、既に10月半ばに入ります、暦の枚数も少なくなり、明日は箱根駅伝の予選会があるとの事、冬は確実に近づいて来ているものと思われます。

 最近の中山接骨院は今までもそうだった感じもするのですが、非常に難しい症例の患者さんに溢れています。やっぱりスポーツでは野球が一番多いんですが、ここの所「野球肩」のお子さんが多いですね。ここ数年は圧倒的に「野球肘」が多かったんですが、今は「肩」ですね。そしてその殆どが「上腕骨近位骨端線離開」の患者さんで占められています。あまり聞きなれない名称だと思いますが、野球の障害ではポピュラーなものです。整形外科でこの診断を受けてしまいますと、先ずは2か月はノースローと言われてしまうものと思います。そして、2か月投げなければ治ると言ったものでもなく、結果的には長引いてしまうと言ったケースが多いものです。

 私ども中山接骨院スタッフはこの「上腕骨近位骨端線離開」に対し、「マイクロカレント」と言う機器を用いまた独自の施術で、常識では考えられないペースで回復させることに成功しています。今までかなり成功しておりますので、きっとあなたの肩も上手く行くものと思います。今日も新規でこの症例の中学生がお見えになりましたが、今日一回目の施術でしたが、手ごたえは良く、本人さんも「かなり違う。」と喜んでいらっしゃいました。

 基本的にはこの「上腕骨近位骨端線離開」は、診断を受けるとノースロー(投球禁止&安静)が基本です。マッサージや電療などはまずは行いません。ですが、私ども中山接骨院スタッフは積極的に加療を行い今までにないスピードで治す事に成功しています。今までにないやり方ではありますが、学術的にも理にかなった施術法です。