現代人の「膝痛」について

現代人の「膝痛」の殆どは筋肉性のものです。と言っても大半の方は信じてくれないと思います。
多くの場合膝が痛くなると先ずは整形外科に行ってレントゲンやMRIを取って貰い何かしらの診断を
受ける事になると思います。

ある程度の年齢の方であれば十中八九「変形性膝関節症」と診断される事と思われます。
誰でも50代ぐらいになりますと、それなりに膝関節はすり減ったような感じになるものです。しかし
膝関節や腰椎は年齢と共にそれなりに減って行きますので、ある程度の年齢で全く異常が無い方
が特殊と言いますか稀なケースですから、「変形があります。」と言われてもそれ程は問題なく痛み
とも関係が無い事が多いものです。

現代人はそれ程酷い重労働に苛まれている方は殆どいませんので、あくまでも「変形」は常識的
なレベルのものであります。関節に問題が無いとなると一体どこに痛みの原因があると言うのでしょう
か?

それは意外と簡単で基本的には「大腿部の筋肉群」に大抵問題があります。特に「大腿四頭
筋は膝の守り神」との言葉通り大変重要な筋肉です。これを施術しただけでもかなりの効果が
見込めます。

もし整形外科の先生の言葉通りであれば、変形が治らなければ痛みは取れないと言う事になり
ます。これは世界中のどこの病院に行っても不可能な事です。でも、確かに変形した間接は元には
戻りませんが、痛みを取ってあげる事は十分に可能なんです。その一番のポイントがいわゆる
「大腿四頭筋」と言う事になります。プロスポーツ選手が膝を痛めたとき一番重要なのがこの
「大腿四頭筋」のメンテナンス及びパワーアップであることを思うとまんざらでもないと言う事です。