「野球肘」多し

先月 新年度に入ってからというものコロナ前のように野球系のお子さんの来院が非常に
目立つようになりました。特に「野球肘」の患者さんが多く毎日数人は必ず「野球肘」の施術を
しています。コロナの3年間は野球関係特に「野球肘」の患者さんはほとんど来院されなかった
のですが、現在は毎日必ず何人かは施術を行っています。そして、毎日ではありませんが毎日の
ように新患として「野球肘」の患者さんがお見えになっています。

お陰様で今年になってからというもの「野球肘」の患者さんで治らなかったお子さんはなく、大抵
5回以内でおおよそ良くなるケースが多いですね。私どもの接骨院の特徴としましては多くの場合
練習しながらでも治していく感じで施術を行っています。

「野球肘」の場合多くの整形外科や接骨院等では「ノースロー(投球禁止)」と言われて
しまうことが大半ですが、私どもの院では基本的に投げることを禁止しません。勿論 禁止する
場合もありますが、それは「野球肘」でも少し特殊な例であり、一般的なものは例え程度が酷く
ても、「投げてもいいよ。」という場合が殆どです。

あくまでも一般論ですが、「野球肘」を治す事は非常に難しいと言われています。確かに私も
そう感じている一人です。ただ、基本に戻っていくと「野球肘」は「肘」のトラブルではなく「筋肉」
のトラブルです。(例外もありますが…。)トラブルを起こしている「筋肉」を元の状態に戻して
あげる事が出来れば、すっきりと治ってしまいます。

私どもの院でも治せない場合もありますが、それは特殊な場合であり、一般的な「野球肘」
であれば、かなり進行してしまったものでも、良くなるものです。そして、治ってくれると私どもも
非常にうれしいものです。