「肉離れ」の見つけ方

 まだまだ心配ではあるものの、兎も角 コロナが第五類に落ち着いてからと言うものオリオン通り界隈の飲食店の客入りもいいようですね。今年から忘年会も再開と言った会社も多いようですので、街中は活性化されているようです。経済と言いますか、流れはいい方向に行っているようですね。何よりです^^。

 そんな事もあり、私どもの中山接骨院でも、暫くぶりに来院される患者さんが多くなっています。頻繁に来てくれていた方もコロナを境にぷっつりと来院されなくなった患者さんが多く、仕方が無いものとは言え困った状態が本当に長く続きましたが、この所そう言った患者さんが増えました、戻って来てくれたと言うべきかな。

 昨日☎お電話をいただいた方が、今日の午前中来院されました。この患者さんも久しぶりでした。中学高校時代野球部に入っていて、通ってくれていた方ですが、今日は、ゴルフに行ってスイングした際に急に肩甲骨付近に強烈な痛みが走ったと言って来院されました。一番痛い所が「僧帽筋上部」だったので筋肉の硬結の為の痛みと思い筋肉を緩めるための施術を積極的に行いました。

 意外と簡単に「僧帽筋上部」の筋群は緩みましたが、その中から出てきたのが「筋肉の断裂部」つまり、痛みの根源は「筋肉痛」ではなく「肉離れ」だったと言う事になります。実はこのような事は意外と多くあります。筋肉が固くなっている場合それが筋肉の硬化なのか、肉離れなのかは筋肉をリセット、詰まり緩めてあげてから診断するしかありません。この方も最初はスタンダードな施術を行った後、もう一度患部を触ってみると「限局性疼痛」(局所的に痛みがある)や、窪みの様な肉離れ独特の症状があり、結果的に「肉離れ」と判断したものです。

 「肉離れ」と診断しましたら、当院使用の「マイクロカレント」でもかなりの効果がありますが、更に効果を上げ少しでも早く治したい場合は、テーピングによる固定を行います。テレビでもやっている大相撲で力士が良く貼っているものと同種のものです、どうしても安価なものは痒くなったり、固定力に難があったりとなかなか困ったものですが、当院では市販品としましては最も良いタイプのものを使用しております。現行のものは基本的にかぶれる事もなく、お風呂にさえ入る事が出来ます。昔では考えられないような快適な治療です。

 私も年に一度程度「肉離れ」を起こし、自分または家内が施術をしてくれますが、大体3日ぐらいで良くなりますね今の技術やテクニックは凄いものです。この先もっと凄くなるのかな^^?