「変形性膝関節症」との診断を受けたとしても

昨日から8月に入り明日から宇都宮の街中では「ふるさと宮祭り」が開催されます。土日の2日間の開催ですが、土曜日は夜7時から田川にて灯篭流しも行われますので、行ってみられるのはどうでしょう?私も灯篭流しは見たいので行く積りではいます。

 ある程度の年齢になると腰も痛くなるものですが、膝が痛くなる方も多いものです。特に50歳も後半になって来ると痛みを感じる方が増え始めます。最初は整形外科に行くケースが多いと思います。そして、レントゲンやMRI等を撮って貰い多くの場合「変形性膝関節症ですね。」と言われる場合が多いものと思われます。「変形してしまったものは元に戻る事は無いので、これ以上悪くならないように気をつけましょう。」と言われると、納得してしまう人も多いものです。でも、本当にそうなのでしょうか?

 確かに、一度変形してしまったものは元には戻らないのは誰でも分かる事ではありますが、何か打てる手はないのでしょうか?実はあるんです。整形の先生に「変形性膝関節症」と言われても現代の「変形」は程度の軽いものが多いものです。中には誤差と言いますか無視してもいいような場合もあります。最も問題となるのは「膝」のどの部分に痛みがあるか?」と言う事に尽きます。「膝」と言うものは非常に難しい関節で、レントゲンやMRIを撮ったからと言ってそれで全てが分かると言った単純なものではありません。一度診たら全てが分かる様な天才肌の先生がいるとも聞いた事もありませんので、多分手探りで正しい答えを見つけて行くのでしょう。手探り、つまりは触診で確認しながら本当の患部を見つけて行く事が近道なのかも知れません。

 先程 程度の軽い「変形性膝関節症」ならばと申し上げましたが、この場合一番多いのが膝関節周りの炎症である場合が圧倒的に多いものです。この場合、施術により炎症や疼痛を除去する事が出来ますので、私の院でもこのような患者さんにも対応しています。「変形性膝関節症」と整形外科の先生に言われてしまうとがっかりして諦めてしまう方が多いものですが事実はまた異なり、打つ手は複数ありますので、希望を持っていただきたいものと思っています。