「オスグッド」は治しましょう

 昨日最後に来てくれた患者さんは小学校6年生の男の子でした。男の子と言っても強豪クラブでサッカーをし、来年からは県外のクラブに所属して寮暮らしとなる生粋のアスリートなんです。以前からご兄弟で私どもの院を利用してくださっていて、いい関係にある間柄です。

 「今日はどうしたんですか?」と私が問いますと。「膝が痛いんです。」と一言。「脛骨粗面」(膝の下の所)が若干盛り上がっており見るからに「オスグッド」と言った様相で、確認するとやっぱり「オスグッド」でした。お母さんと本人に「オスグッドです。4回程度施術させていただければ概ね良くなるものと思われます。」と伝えました。お母さんは「そう言っていただけると思ったんでここにしました。」との回答。

 そうなんです。今でも、小中学生に多発します、「オスグッド シュラッテル氏病」は基本的に治らない、または高校生になるぐらいまでは良くなる事は無いと思われているんです。私どもの院にはこの様なアスリート系の男の子が多く来院されます。野球やサッカーでもクラブチームのお子さんが中心になります。そんなハイレベルでプレーを指導している監督やコーチの皆さんも、「オスグッド」は治らないものとお考えの方が圧倒的に多いですね。

 確かに、何処に行っても治してくれるような簡単な症例ではありません。それどころか大抵は何処に行っても治らないと思います。理論通りに施術を行ってもかなり時間が掛かる症例で、「2年以上痛みが続いている。」と訴えるお子さんも多いものです。

 寒くなってきたこの時期にはラントレ中心の練習になりがちで、この様な「オスグッド」の患者さんが増える時期ではあります。昨日来てくれたこのお子さんの他、小学生がお一人、中学生がやっぱりお一人通院されています。どこでも行われるオーソドックスな施術ではなかなか治らないタイプの症例ですが、私どもの施術法ですと4回程度でかなり良くなると思います。通院していただけるのであれば、練習や試合は中断(中止)市内でも大丈夫です。

 私ども中山接骨院スタッフによる施術は、基本的に私どものオリジナルです。特殊とは言え市販されている機器を用いていますので、100%オリジンナルとは言えないのかも知れませんが、自分で考案した方法で施術を行っておりますのでオリジナルと言ってもいいのかな^^?