私が若い頃は「四十肩」や「五十肩」のような肩のトラブルは女性に多いものと、勝手に思い込んでいたのですが、最近は、男性の方でも「肩の動きがおかしい。」とか「⛳ゴルフのショットでかなり肩が痛む。」ので、何とかならないか?と言った依頼が多くなっています。昨日もそんな新患さんが来院されました。
その患者さんは、基本的に痛みは余りないものの、腕は正面前方に40度程度しか挙がらず、後ろに回しても背中に手が着かないなど、典型的な「四十肩」(肩関節周囲炎)でした。この症例は飽くまで「筋肉性」のトラブルになります。私の院の「マイクロカレント」(微弱電流治療器)で意外と簡単に良くなるはずです。昨日はじっくりと問診をしたり、触診をさせて貰い、しっかりとポイントを確認してから施術に入って行きました。「肩関節」は私が言うまでもなく360度「ぐるぐる回る」珍しい関節です。ですから、肩の周りの筋肉は全体的に緩めて行かなければなりません。施術に入ってからも、よりよいポイントを探しながら行いますが、意外と早い時間でベストポイントを見つけ、初日にしてはかなり満足の行くレベルに回復させる事に成功しました。
「お陰様でこんなに動くようになりました。」と満面の笑みです。一年ぐらい辛かったみたいですので、一層だったのかも知れませんね。目の前で良くなるのは患者さんも嬉しと思いますが、私ども中山接骨院スタッフも同様に嬉しいものです。多分この患者さんは後2~3回でほぼ正常に戻るものと思われます。私ども中山接骨院スタッフは、この様に「四十肩」ですと3~4回の施術で大抵は良くなるものと思い施術しております。
尚、「五十肩」も同様に肩のトラブルですがこちらは筋肉ではなく、「肩関節」内に石灰が沈着してしまうトラブルです。治し方もかなり異なりますが、こちらは一週間程度(5~6回)の施術で大体良くなると思いますよ。肩のトラブルは、なかなか治らないイメージがありますが、意外と早く良くなるケースが多いものです。