「肩凝り」と「頭痛」

 肩が凝りやすい人は「頭痛」も起こしやすい傾向があります。「頭痛」の原因も様々ですが、一番多いのが肩凝りから来る筋肉性の「頭痛」ですね。患者さんによっては「頭が痛いのは普通だと思っていました。」などと言われる方も少なくありませんが、このような筋肉性の「頭痛」は、施術する事により大抵は取れて行きます。

 ポイントになる筋肉が何種類かあり、これが張って来たり、硬くなるとその筋肉の走行上の神経を刺激してしまいます。頸部の筋肉は頭部に向かう神経とクロスしていますから、そのせいで結果的に頭が痛くなります。このような場合あくまでも、表面(皮膚に近い部分)の知覚神経が原因になりますので、感覚的にはこの痛みは「神経痛」的なものになります。ですから、神経の走行に準じて痛みが出る事になります。

 頸部は「神経」と「筋肉」そして「骨格」がかなり複雑に交差する部分ですので、術者は「触診」(指先)で患部を見つけ出し、加療まで漕ぎつける事が出来れば、意外と簡単に患者さんを「頭痛」から解放してあげる事が出来ます。私ども中山接骨院スタッフは、その辺は熟知しておりますので、何なりとご質問ください。「目から鱗が落ちる」事も意外と多くあります。