女性はスポーツだけではなく、何気ない日常生活の中にも「肘」を痛めてしまう事が良くあります。これは女性の筋肉量の話であったり、骨格的な事で、ある意味仕方のない事と私どもは思っております。
筋肉とはパワーの源である事はご理解されているものと思いますが、それと同時にブレーキやショックアブソーバーのような働きも兼ねており、関節周りの筋肉は、関節の保護材のような役割も果たしています。女性の場合この保護材が少ないですから、男性と同様の仕事をした場合どうしても負担になる訳です。
私どもの院では「テニス肘」（外側上顆炎）の患者さんが良く来院されますが、事務系の方や、子育て中のお母さんの来院も珍しくありません。「テニス肘」を始めとして、肘のトラブルは治らないものと諦めている患者さんが多いものですが、治らないと言う事はありません。仮に慢性化しているものでも良くなるものです。
あくまでも、筋肉性の疾患ですので温めたり、マッサージが主体の施術を行う院が多いと思いますが、それでも治らないのは、既に筋肉の硬化がマッサージでは追い付かないレベルに達しているからで、そうなってしまうと通常の治療法ではよくなりません。筋肉の中央部より柔らかくしていく（元の状態に戻して行く）施術に使える機器が必要になります。
PS 症状が出ている時の筋肉は、まるで茹でる前のパスタのような感じがします。中心部はかなり硬いものです。パスタは茹でたり、水に戻す事で柔らかくなり食べられるようになりますが、硬くなった筋肉も機器を用いると、短期間でかなり柔らかくなり、症状もなくなって行くものです。私ども中山接骨院スタッフは、これからはマッサージの時代ではないと考えており、この機器の使用を推奨しています。