意外と簡単「坐骨神経」

 相変わらずと言いますか、いつも通りと言いますか、私ども中山接骨院スタッフは、朝から「坐骨神経痛」との戦いを強いられる事が多いです。そして、今日も朝からそんな展開になっていました。

 なかなか治らない、または、良くならない症例の代表の様な「坐骨神経痛」ですが、私どもスタッフはしっかりと症状を見極め、適切に施術を行って行きます。メカニズム的には「坐骨神経痛」の正体は、はっきりしているものの、それでも尚、治療が難しいのは、幾つかの理由があります。「坐骨神経」の走行ラインが一定でない為、触診によって神経を確認する事となるのですが、現代のMRIやCT レントゲンなどの映像機器により触診と言う診察方法は過去のものになりつつあるのが現状です。五感を駆使する診断法であるため術者の能力によりかなりの個人差が出る事は間違いなく、結果的に正しい診断に繋がらないと言う事になります。

 そして一番の問題が、硬くなり痛みの出ている相当に太い「坐骨神経」を、如何に柔らかな状態に戻してやるか。これが最大の問題になります。私は触診はそれなりに自信がありましたが、如何に柔らかくするかと言う問題を解決するのに20年ぐらい費やしたと思います。そのノウハウをここに書き込むには丸一日かけても足りない位ですので今回は割愛させていただきますが、今では患者さんが「治りますか?」と聞かれても、「もちろん治りますよ^^!」と胸を張って言えるようになりました。何事も諦めなければ何とかなるものなんですね。

 私がこの道に入った時には、自分が「坐骨神経痛」を治せるようになるとは考えた事もありませんでした。今は、治せるようになって、心から幸せであると思っております。