難しいからこそ遣り甲斐のある「腰痛」の施術

 いよいよ寒くなって来ましたね。そんな訳なのか、今週は難しい症例の患者さんが多かったです。特に「腰痛」については、「こんな症例ってあるの?」と言ったものまで診る事となってしまったせいか、今週は「腰痛」に関してのブログが多くなってしまいました。よろしくお願いいたします。

 私ども中山接骨院スタッフは基本的に「腰痛」は治るものと言う考えに於いて日々施術を行っており、やった通りの結果を得ているものと、お恥ずかしながら自負しております。今更ながらですが、「腰痛」の治療は難しいものです。多分これは誰でもお分かりになっている事と思います。治療を難しくしている要因は多岐に及びますが、① 一般的に似たような症例が多い事、② 分かっていても一般的な治療では治らない事、そして、これは意外かもしれませんが、③ 術者(私たち)が分からない部分に患部が存在したりすること。などが挙げられると思います。

 特に③は良くあるものです。患者さんが「この辺が痛いです。」と言われるので、その近辺を探っていても一向に患部を見つけ出す事が出来ず、それでもなお関連した筋肉や神経を探って(辿って)行くと遂に見つけ出す事が出来たと言う事は頻繁に起こる事です。(本日もありました。)

 医学とか医療と言うものも、一つの「道」である事は間違いありません。たかだか私の人生における時間だけでは理想の治療を行うと言う事は本来おこがましいのかも知れません。それでも、昨日よりは今日と言った進歩のある施術をこれからも行って行きたいと思います。小さくとも毎日のようにある新しい発見は施術に喜びを与え、明日の活力となるものです。