昨日は夏の高校野球甲子園大会栃木予選のトーナメント抽選会が教育会館で行われ
ました。今年もまた熱戦が展開されることをつとに願っています。
基本的に意施術を行います わたくし中山は学生野球が大好きです。暑い中でも何時間
でも観戦しているときもあります。特に夏の高校野球は一年のスポーツイベントの中でも一番楽
しみにしている催しです。当院に来院されるスポーツ系の患者さんは殆どが中高の硬式野球の
お子さんですので、ますます関心は高いものとなります。
一番多く来院されるのは「野球肘」の患者さんです。ボーイズリーグやシニアリーグの患者さん
が多いですね。中学硬式野球は練習もかなりハードですので、体の負担も大きなものとなってい
ます。でも、最近は指導者の皆さんも選手の皆さんには無理をさせない傾向にありますので以前
のように相当悪くなってから来院されると言ったケースは少なくなっています。
野球肘は一般的になかなか良くならないものとされております。人によってはフォームが悪いから
なんて言われるお子さんも多いようですが、私はそのようには思っていません。「野球肘」は基本的
に投球後の「筋肉痛」から始まります。「野球肘」とは言われますが、最初に痛みが出るのは
肘の関節ではなく、前腕の屈筋群です。疲労により筋肉痛となり、それでも頑張って練習を
続けていると、普通(一般的)な筋肉痛ではなく、病的なレベルの筋肉痛となってしまうのが
「野球肘」の正体です。
私どもも年間かなりの数の「野球肘」を施術して大抵のお子さんは治しています。しかしながら
残念ではありますが、全員が治る訳ではありません。中には治せないタイプの症例も御座います
が、中には手術を勧められたお子さんが毎年何人か来院されますが、意外と結構(かなり)
良くなるものなんですよ^^。どこに行っても手術しか方法が無いと言われても、結果的に当院
で患者さんが回復したのを見るのは何とも言えず嬉しいものです。