野球肘「内側型」「外側型」

 昨日は土曜日に行われました高校の同期会での一部始終を書きましたが、昨日は月曜日でしたのでいつものように野球関係の子さん方も多く来てくれました。

 中学硬式野球のお子さんと高校野球のお子さんで90%を占めます。コロナ以降中学校の野球部は練習が非常に軽いものになった学校が多いためか軟式野球のお子さんの来院は非常に少なくなっています。コロナは私たちの生活にもかなりの変化をもたらしました。特に中学校の部活動に関しましては、活動時間が著しく減少している事は事実です。以前は中学の軟式野球から高校野球に進むことが一般的であったものが、高校野球で活躍するには中学硬式野球の道を踏まないと基本的にはどうにもならなくなってきている事は確かですね!

 学生野球を取り巻く現状がそんな事になっておりますので、私も暫く軟式野球のお子さんは診ておりませんが、勿論来院の際はベストを尽くして施術させて頂きます。

 昨日は高校生で、野球肘らしい「野球肘」の患者さんが来院されました。このお子さんも「肘が痛い。」と訴えられたのですが、一般的にこのような「スポーツ障害」と言うものは痛む所と悪い所が違うのが常です。こちらの患者さんも「ここが悪いんだよ。」と説明し施術を行い、昨日の施術だけでもほぼ痛みはなくなりました。

 「野球肘」には「内側型」と「外側型」がありますが上記の患者さんは一般的な「内側型」でした。「内側型」の場合 相当悪化していても、医師に「手術」を勧められたとしても、多分基本的に治す事が可能と思います。

 しかし、「外側型」の場合は少し状況が異なり慎重な施術が必要になります。

PS 「外側型」は少数派になります。大抵の場合野球肘は「内側型」になりますので、多くの場合は良くなります。