足の指の「痺れ」

 「足の指が痺れる。」と言われて来院される患者さんも少なく在りません。大抵は指の背側でなく腹(地面に着く側)が痺れる事が多いようです。この様な場合基本的にはふくらはぎから施術を行って行きたいものです。神経の経路や筋肉支配の問題で、ふくらはぎから治療を行う事がセオリーとなっています。

 何時もですと、「それは違うんじゃないか?」と、疑問を呈します私ですが、この事例に関しましては全くの同意見で、実際私ども中山接骨院スタッフもそのような感じで施術を行っています。ただ、使用する機器も違いますので手前味噌になりますが、治りは格段に早いものと思います。

 ただ、一言だけ言わせていただきたいのは、痺れている期間が長いと痺れている部位も炎症を起こしてしまっている可能性が高いと言う事です。足の指の痺れは確かにふくらはぎが原因ですが、足の指そのものにも問題が発生してしまう事もあります。ですから、そこはそこで施術してあげなければなりません。

 私が施術を行った患者さんの多くは、指にも炎症を起こしている方が多かったですね。現在お見えになっている方もお二人いらっしゃいますが、このお二人も炎症を起こしており、指の方も施術を行っています。

 「痺れは取れない(治らない)!」と言われるお医者さんは多いですが、実際適切な治療を行えば相当に年季の入った症例でも意外と良くなるものです。話をお聞きになって私どもの院にお見えになった患者さんでも、実際に良くなると皆さん驚かれますよ。