私は小学生の登校時「交通指導員」として近所の交差点で立哨のボランティアを行っています。近所では「焔魔堂前」とか「六道口」または「戊辰の墓」などとも呼ばれている何か因果のようなものを感じる交差点です。(正式な名前ではありません。)ですが、ここでは明らかな四季の変化を感じる事が出来ます。
現在 焔魔堂や戊辰の墓は、初夏の装いです。欅は新芽を吹き出し。銀杏や柿も若芽を出し始めました。多分早咲きのものと思われますが赤い躑躅も満開です。そして最近は人が踏み入る事も少なくなったのでしょう、マツバウンラン(雑草ですが紫色の細かい花が奇麗です。)の群生地にもなっています。今が見頃です。そんな焔魔堂や戊辰の墓を横目に小学生の登校班が元気に進んで行きます。毎朝 同じ顔の中学生、高校生 社会人そして私の同級生も何人か通って行きます。「おはようございます。」一人ひとりしっかりと声掛けをするわけですが、これが私の朝のルーティンワークとなっています。早いもので既に16年が経過しました。
そんな感じで、今週の立哨も終了しました。「何事も無い。」これが一番大切なのかも知れません。来週もそうあって欲しいものです。