40代以降の 膝や腰の痛みの場合一番問題になるのが変形の問題になると思います。多くの方々は腰や膝に問題を抱えると、整形外科に行く事となり先ずはレントゲンなどの映像での検査になるものと思われます。
多くの場合「変形がありますね。」と、言われてしまう事が多く、「これが原因ですね。」と言われ多くの方々は基本的に納得してしまうものです。しかし、私どもの院に来てくれる患者さんの方にこんな方がいらっしゃいました。「変形が痛みの原因なら、変形がある人は痛みが取れないと言う事だよね。」確かに理論的な話とすればその通りだと私も思いました。話に一本筋が通っていると思います。
変形が原因ならば、その周りを一生懸命マッサージしたとしても、変形は無くならないですからそのようなマッサージも必要ないと言う事になります。ただ、どうも膝や腰は変形が痛みの主因である事は少ないようなんです。この先は話が長くなってしまうので端折りますが、痛む部分を細かく診察しポイントを押さえたうえで治療を行った方が結果的に良くなるものです。よくよくと言いますか、しっかりと患部を触らせて戴くと変形しているはずの関節面や関節付近ではなく、また少しずれたところに痛点(痛い所)を認める場合が多いものです。
現代の診察は視覚に訴える診察が圧倒的に多いものです。昔の様な触診による確実な診察は時代遅れのような感じになり、影を潜めるようになってしましました。しかし、今ここに来て、この様な触診での丁寧で確実な診察が近年再び脚光を浴びるようになっています。レントゲンやMRIで撮影して貰い、「何ともないです。」と言われればそれなりに安心する事とは思いますが、映像だけでは痛い部分が表示される事はありません。本当に痛い部分は指先の感覚で探すしかないのです。私ども中山接骨院スタッフは、そのような治療に特化した技術を持ち合わせております。皆様が諦めてしまうような症例を私どもは得意としています。仮に多少の変形があったとしても、意外と多くの方は治るものです。