両足オスグッドのお子さん

 昨日は月曜日と言う事で、普段の日よりかなり忙しめの一日でした、月曜日は人が多いと言うだけでなく新患の方も多く来院されるケースが多いので私ども中山接骨院スタッフも緊張感を持って対応する場合が多いと思います。そんな中でも昨日来院された両足共に「オスグッド」の男の子のお話をしたいと思います。

 「オスグッド」は本当の名前を「オスグッド シュラッテル氏病」といいます。脛骨粗面(膝の下の部分)と言う部分に強い痛みを生じる小学校高学年から中学生あたりに多く発症します「スポーツ障害」の一つになります。意外と多くの方が知っている症例で「私もなったことがある!」と言われる人も多いんじゃないでしょうか?

 昨日お見えになった中学生の男の子は「通学の時自転車に乗るにも痛くて仕方がないんです。」と言う事でした、普段はバレー部に所属しているとの事でしたが、バレーをやっている時もかなり痛かったとの事です。確かに両足だとかなり厳しいかな?

 この「オスグッド」一番困るのは、この症例は「治らない」と一般的に言われている事があります。各部活動の指導者ですら「オスグッド」は治らないから治療しても仕方がない。と言われてしまう事が非常に厄介です。

 確かに、「オスグッド」は一般的な治療、施術では限界があり基本的には治りません。しかし、専用の機器をお持ちだったり技術をお持ちの先生なら、意外と短期間で治す事は可能です。この中学生も昨日だけの施術だけでもかなり回復し、本人さんも「こんなに回復するもんなんだ。」と独り言を言っていたほどです。

 一般的には治らないと言われる「オスグッド」ですが、この症例を熟知している先生ならば、治す事は可能です私もその一人と自負しておりますが、何処に行っても治らなかった「オスグッド」のお子さんを数回の施術で回復させる事は術者としても嬉しいものです。「オスグッド」は私どもに施術させて頂きたいと思います。基本的に数回で相当回復します。スポーツは痛い思いをしないで楽しみたいものです。