「十三夜」ススキを飾る

 唐突ですが今日は旧暦の9月10日、あと三日経過すると今年二度目のお月見「十三夜」がやって来ます。最近は十五夜も天気予報のコーナーでしかやらなくなってしまいました。ですから、「十三夜」は尚更ですかね。某ハンバーガーショップではこの時期になると、「月見シリーズ」を出して来てそれはそれでいいものですけど、これが現代の「お月見」と言う事ですかね。

 10年ほど前の「十五夜」の夜 たまたま勉強会で銀座にいた事があったのですが、そろそろ帰る時間となりビル街の空を見上げると「十五夜」さんが東の空にくっきりと出ていたのを思い出します。ビル街を闊歩する歩行者の流れは誰も月など見ていませんでしたので、銀座の「十五夜」さんは私と私の家族にジャックされていたと言う事なんでしょうね。この大勢の中で、独占できていたと言う事は思い上がりなんでしょうが、何とも気分のいいものでした。

 別に、風光明媚な場所でなくとも、風情や もののあはれが無くとも、無機質なビルの中での月見もいいものでしたよ。またやりたいものです。

PS 私ども中山接骨院では昨日より玄関先に「十三夜」のススキを飾りました。良かったら秋を感じてください。