意外かもしれませんが、どの症例をとっても人によってかなり症状の出方が違います。この事が医学と言いますか医療(治療)、診断を難しくする根管になっているものと思われます。
私どものような接骨院や整骨院と言った所は、「腰痛」や「坐骨神経痛」「変形性膝関節症」と言った非常に難しい慢性症状は施術の対象になる場合が多いものです。この様な誰にでも症状が出る可能性がある、つまり誰でも発症しかねない慢性症状は人により症状の出方や、その人の表現の特徴もあり、施術は困難を極める事もあります。
上の欄で、3種類の慢性疾病を例に挙げましたが特に難しいのが「坐骨神経痛」である事は間違いないと思います。一般的な(?)「坐骨神経痛」の診断はそれ程難しいものでは無いかも知れません。しかし、「坐骨神経痛」には変則的な症例が沢山あります。(PS 未だに初めて診るタイプのものもあります。)
様々な施術を行ってみて、結局は「坐骨神経痛」だった。と言う事も良くあることで、「足が痛い」とか「腰が痛い」と言う事が「予診票」に書かれている場合は、先ずは「坐骨神経痛」を疑う事がオーソドックスな診断方法ではないかと思われます。
