「ハムストリングス」は「肉離れ」の好発部位

 土曜日に投稿した両足の「ハムストリングス」を「肉離れ」(同時負傷)した小学校6年の男子は劇的に良くなりました。

 ⚽サッカーで練習中負傷されたようなんですが、受傷機転がはっきりせず、私どもの院に来た時は、両足のハムストリングから両下腿三頭筋まで、両足の屈筋群が驚くほど硬くなっているうえに、腫れも出ていました。「腫脹」と「硬化」を取るべく集中的に当院の主力である「マイクロカレント」(微弱電流治療器)を使用しました。その甲斐もあり二度の施術で「腫脹」と「硬化」は随分とれたのですが、残念ながら局所的な疼痛(とうつう)は取る事が出来ませんでした。「これはおかしい!」との事で更に詳しく調べてみると、腫れが引いた「ハムストリングス」に小さな窪みを見つけました。両側の半腱様筋の、ほぼ同位置に見つけたこの小さな窪みは、私の指先が、これが「肉離れ」であると言う事をしっかりと教えてくれました。

 なかなか痛みが取れないと嘆いていた本人さんやお母さんだったんですが、この事を真摯に伝え、「あと何日かで痛みが取れますよ。」と、笑顔で話しました。そして、月曜日もかなり良い感じだったのですが、昨日は更に良くなり私ども中山接骨院スタッフは安堵しました。これで、週末の試合は出られると思います。

 「ハムストリングス」は「肉離れ」の好発部位ですが、両側の同時負傷は珍しいものと思います。