私どもの院では「肉離れ」の患者さんが多いです。「肉離れ」と言うと、学生さんがスポーツをやっていて体を激しく動かしたり、予期せぬ交錯でお互い身体をぶつけてしまった場合などになるものとお考えの方が多いものですが、実際は日常に些細な所に隠れていると言った現状があります。
実際毎日のように「肉離れ」の患者さんは来院されますが、実際に「私肉離れしてしまいました。」と、自己申告される方は非常に少数派です。ぶつけたり、伸ばしたりした後に強い痛みが残り、患部を動かすにも辛い。このような状態でしたら、「肉離れ」かも?と思う方も少なくないと思われますが、実は日常に存在します「肉離れ」はこれとは少し違います。
「信号が変わりそうなので、急いで歩いたらふくらはぎが痛くなった。」とか「洗濯物を干す両腕を挙げたら急に背中に痛みが走った。」「テーブルの端に膝をぶつけたのだけれどそれから痛みが長い事取れない。」こんな感じのものが多いですね。中には「腰痛だと思ってました。」と言う人が腰の「肉離れ」だった人もいます。
明確な受傷理由もはっきりしないものも非常に多いので診てみないと分からないものもありますが、診せていただければ直ぐに分かりますし、私どもの施術をお受けになりますと長くとも一週間以内で良くなると思います。