骨折後の「リハビリ」

 このところ急に寒さが増し、暑がりの私でさえ今朝は長袖を着込む事となりました。暑い時期と違い、落ち着いた季節になって来ましたので、仕事を熟すのも楽な時期です。体力も回復していますので、これからも張り切って行きたいものです。

 最近の整形外科では「骨折の後療」一般的には「リハビリ」と言った方が分かりやすいかな?やらないようですね。先月から今月にかけて「骨折して整形外科で固定して貰っていたのですが、くっついたのでもう来なくていいですよ。」と言われました。と言われた患者さんが3人もいました。

 二人は手首(橈骨下端)、もう一人は肘(上腕骨)の骨折で二月ぐらい通院した後、医師にそのように言われたそうです。「リハビリは自分でしてね。」と言われた方もいましたが、「リハビリ」はやってくれないと皆困ると思うんですが、今はそんな時代なんですかね? そんな感じで、その方々は私と私のスタッフが、無理なくリハビリを熟しています。

 骨折に関します「リハビリ」は骨折した付近の関節がしっかりと動かせるように出来るかが最大のポイントですが、無理に動かす事は絶対にしないでください。生真面目な人ほど一生懸命にやってしまうのが「リハビリ」と言うものですが、「リハビリ」はやればやる程良いと言うものではありません。目標や課題を設けることは賛成ですが、闇雲にやると結局 関節内で炎症を起こしたりして結果的に長引きます。特に良くあるのが手首の骨折の「リハビリ」で、最初から強くやってしまうと橈骨と尺骨の間に化骨が発生し手首が広がったようになり、見た目が悪い手関節になってしまう事が多いので、気を付けていただきたいと思います。

 ただ、私どもの院でも骨折の「リハビリ」は行えますので、「リハビリ」だけの患者さんも結構来院されています。私ども中山接骨院スタッフは「マイクロカレント」を使った「リハビリ」を行いますので、痛みもなく、意外と早期に回復するものと思われます。