捻挫には「テーピング」を

 巷では、またコロナが流行っているという話になっています。喉が痛む症状が主流のようですが、幸い第5波の時のような、命に係わる様な重症化はしない株のようですので、少しは安心ですかね。

 取り敢えず、コロナウイルスが第五種になってから、人は動くようになり、私どもの院でも患者さん特に子供の患者さんが増えて来ています。小中学生が来院されるのは一般的に⚾野球や⚽サッカーのお子さんが多いですね。そして陸上や水泳、バレーボールのお子さんもいらっしゃいますね。捻挫や突き指、肉離れの方が多いでしょうか?先週は捻挫のお子さんが3人お見えになり、テーピングで固定し対応しました。

 私の所に来てくれるお子さん方は大抵スポーツをしているお子さんですので、私ども中山接骨院スタッフは、まず間違いなくテーピングでの固定を行います。「捻挫だから湿布しておいてね~^^。」と言う対応は行いません。必ずテーピングを用いた固定で対応させていただいております。何故テーピングでの固定を行うのか?それには明確な答えがあります。

① テーピングで固定を行うと非常に短い期間で完治すると言う事。                             
② 歩く時に、足がぶれる事がありませんので、骨膜炎などの後遺症が出る事が非常に少ない。(お陰様で、当院では        (最初から診せていただいている捻挫の患者さんで「骨膜炎」になった方はいらっしゃいません。)  

 基本的に私どもの院では、3~4日程度でスポーツシーンに復帰させています。(肉離れも同様)始めて来る方は本人もご両親も回復の早さに、本当に驚かれます。でも、これで不都合が起きた事もありませんので、これで良しとしております。

ps 足首の捻挫では、意外と知られていませんが「後遺症」があります。足を捻じって一か月以上経過しても痛みが続く場合は、それは捻挫の痛みではなく、「骨膜炎」になった痛みと思っていただいて結構です。こうなってしまったら仮に固定を行っていても全く意味をなさないですから、固定は外してしまっても構いません。「骨膜炎」の治療をすべきです。「骨膜炎」はマッサージや低周波治療器では治りませんので、私どもの院にある「マイクロカレント」(微弱電流治療器)を使用します。これなら3~4回の施術で良くなると思います。