年末年始とは?

昨日で一連のクリスマスの行事も終了し、残すはお正月を迎えるばかりとなりました。近頃では大掛かりな大掃除も、重箱を何重にも重ねるようなおせち料理も作ることなく、そして、一時は相当数書いていた年賀状も何時しか僅かしか書かなくなり、昔に比べますと年末は楽になったものですね^^。

 私の院の向かい側には広い駐車場を持つ大手コンビニエンスストアがあります。これが出来て十数年経ちますが、年末年始は勿論 お盆やお彼岸も休むことなく、大きな台風や水害、3-11の時ですらOPEN24でしたからコンビニエンスストアは本当に年中無休なんだなと思わせるに十分な存在となっています。

 特に私が大きな影響を受けたのは、大晦日から元日にかけて、まるで何事もないように営業を続けることです。私どもが「年越し」とか「新年」と言って大騒ぎしたり、特別扱いしている事が特別な事ではなく、一年365日の中の単なる一日に過ぎないと言う事を暗黙の了解として認めさせたことです。

 私の院の前にコンビニエンスストアが鎮座して以来、私の心の中には年末年始と言う感覚は無くなったと言っていいと思います。年末年始は、少し休めればいいかな。とか、少し美味しいものが食べられればそれでいいかな。と言った感じのものに変化しました。これは精神的な革命なのかも知れません。