大会前はメンテナンスを

 午前中は天気が良かったものの気温が上がらず、午後は気温が上がったものの強風となりなかなか上手く行かない早春の宇都宮でした。今もまだ強い風が吹いていますね。

 今日は3月初めての月曜日でした。月曜日の午後は野球を始めとして各種スポーツ関係のお子さんが来院されます。体にトラブルを抱えて来院されるお子さんも多いですが、最近の傾向としましては「痛い訳では無いのですがここでメンテナンスをしてもらうと、パフォーマンスが良くなるし、トラブルの予防にもなるので来ています。」と言ったお子さんが多くなりました。お父さんやお母さんも意識の高い方が多くなった感じがします。自分の子供の競技の成績も気になるものですが、それ以上に高校性になってからの事や大学や社会人になってからの事も視野に入れお子さんの体のサポートにも気遣うご両親が増えました。私どもの院では中学硬式野球のお子さんが良く来てくれるのですが、「練習を激しく行えばそれなりに体が痛むのは当たり前。」とお考えの方が多くなっています。中にはご自身がトラブルが原因で競技が出来なくなってしまった方もいらっしゃいますね。本来何もしていなくとも体が痛くなる事さえありますので、クラブチーム等であれだけ練習をすれば一か所や二か所何となく違和感の感じるところが出ても不思議ではありません。スポーツで起きるトラブルは基本的には「スポーツ障害」と呼ばれるものが圧倒的に多いものです。所謂オーバーユース(局所の使い過ぎ)によるものです。これは初期症状として筋肉の張りから始まります。これが「痛み」に変わってしまうとかなり進行していると思っていただいて結構です。「張り」の段階ですと1~2回で回復しますが「痛み」となるともう少し通っていただくことになってしまうと思います。3月に入ってしまいますと各種大会も目の前です。確かにこんな時期にトラブルに見舞われてしまっても困りますものね。