プレッシャーの中での施術

 今日は朝から非常に良い天気に恵まれ、更に湿度が低いという秋らしい一日となり身体はかなり楽でしたね。朝の立哨も汗まみれにならず、涼しい顔で出来ました。予報では明日もこんな一日となるらしいので、明日も楽しみに思っています。多分この後また暑くなるのは目に見えていますので…..。

 8月の終わりごろから、学生競技の患者さんが多くなって来た事は私のブログでも何回か書きましたが、現在確かに多くなりました。殆どが⚾野球や⚽サッカーのお子さんが占めますが、やっぱり野球が多いですかね。最近は野球もサッカーも部活ではなく「クラブチーム」のお子さんが圧倒的に多くなりました。そのお子さんの通っている中学校の野球部やサッカー部に入るのではなく、高校や大学、人によっては社会人やプロを見据えて「クラブチーム」を選択するお子さんや親御さんが本当に多くなりました。

 中学から部活動ではなく「クラブチーム」を選択するお子さんは、大抵親御さんもその競技の経験者であり理解者でもあります。「クラブチーム」は野球もサッカーもかなりハードな練習を課せられます。野球の場合「中学生が高校野球をやっているようだ!」と形容される事も多いです。私は⚽サッカーは門外漢なのですが、皆さん同じような事をおっしゃっていますので、きっと⚽サッカーも同様なんでしょう。

 練習がハードであると言う事は身体も疲弊します。来院される「クラブチーム」の皆さんはかなり参っている場合も少なくありません。「スポーツ障害」になっているお子さんも多いものです。只 クラブチームのお子さんは基本的に休めないのが実情です。それ相応に痛みがあっても、やらなければならないと言う事は、私ども中山接骨院スタッフもそういった状況下で治さなければならないと言う事を意味します。

 つまり、練習や試合を許可しながらも、痛みを取って行かなければならないのが、私どもの使命と言う事になります。このような状況でも、私どもは最適な手を打つことで、今まで状況を良くし続けて来ました。肘や肩が痛ければ大抵の院は「ノースロー」(投球禁止)と言われる事でしょう。それでもなお、「何とかならないか?」と、当院の扉を敲く訳です。こちらも何とかしない訳にはいきません。必死になる訳です。そして、必ず私どもが勝つと言った訳でも無いのですが、お陰様でかなり勝ち越している事は間違いありません。

 「クラブチーム」のお子さんの施術はなかなかに緊張感のある物ですが、緊張感の中に特別な満足感のある事も事実なんです。施術の中でのこの緊張感!私は好きですね。

PS 基本的に緊張感(プレッシャー)がある方が五感が働くと言いますか、結果的に良い施術が出来、良い結果が出る事が多いものです。自分でも、不思議な感じがする事もありますね。