この「機器」使い難し

 「マッサージ」や「ストレッチ」をすれば、筋肉性の痛みは取れるものなのでしょうか?  私はこの道に入り40年を超えました。キャリアだけで言えば大ベテランと言われる年齢です。でも、この世界 キャリアがあるから「治せる」と言う程甘い世界でもありません。自信を持って行っている治療でも良くならなかった患者さんもいらっしゃいますし、途中で誤りに気付く事も意外とあります。私の世代の「柔道整復師」たちは大抵師匠から「マッサージこそ至上の治療法」と言われ続けやってきたものと思っています。実際治る事もありますし、喜ばれる事もありますので、無下にダメとは言えませんが、現在私ども中山接骨院スタッフは「マッサージ」を一切行なっていません。

 開業当初は、張り切って「マッサージ」を行っていたものですが、歳を追うに従い「これでいいのかな?」と思う事が多くなって来ました。その頃 現在私どもが非常に高い信頼を置いて使用している「マイクロカレント」(修復電流)と言う機器に出会いました。これは、痛んだ細胞(筋肉や神経)を元の状態に戻して(治して)くれると言ったもので、最初は私も「そんな機器この世にあるの?」と信じられなかったのですが、現在は無くてはならない存在となって当院のベッド脇に佇んでおります。

 私が見習いをした接骨院は業界では非常に有名な院で、そこで見習いをすると一目置かれるような所でした。その院のトップが「中山はマッサージ上手いな!」と良く言ってくれたものです。元々自信はありましたが、直接言われると嬉しいものです。でも、その私が現在「マッサージ」を一切行っておりません。それは何故か? それは「マイクロカレント」(修復電流)の治療が「マッサージ」を遥かに凌駕するからです。

 「マッサージ」は太刀打ちできない症例でも「マイクロカレント」(修復電流)は何気なく治してくれます。「マッサージ」なら10回程度施術を行わなければならない症例でも、「マイクロカレント」(修復電流)なら、僅か一回で治す事も実は可能です。そんな訳で私どもは「マッサージ」を捨ててしまったと言いますか、根本的にする必要が無くなってしまったと言っても良いものと思われます。

 ただ、この機器を使い熟すにはかなりの根気が要ります、かなりの勉強も必要ですが、指先の鋭い感覚も必要になります。ですから、誰でも簡単に使える機器と言う訳ではありません。私どもは、たまたま興味本位で楽しみながら(?)そのようなハードルを乗り越える事が出来、いつの間にか自分の体の一部のような感じになった感じがしております。現在では、心から頼れる相棒として機能しています。この機器を使用しない治療は当院では考えられません。