既に2月も晦日となり明日からはいよいよ春3月に入ります。今まで気づきませんでしたが、近所の梅もいつの間にか開花しており、やっぱり春は来ている事を再認識させられました。
通常私どもの院は、晦日(月末)はそんなに患者さんの来院が無いものなのですが、今日は多かったですね。最近は「四十肩」「五十肩」の患者さんが多く本日もそんな患者さんの施術にあたりました。「四十肩」「五十肩」を同一のものとしている先生が最近多いようです。整形外科や私どもの同業者に掛っても良くならない為、知人の紹介で、私どもの院を訪れました。と言う患者さんは少なくないものです。
「あちらの院では四十肩と言われました。」と言われた方が実は「五十肩」だったり、「五十肩」と言われた人が実際は「四十肩」だったりと、診断が異なれば、施術法も全く異なって来ますので、治るものも治らない事は誰でも分かりますよね。特に施術が難しいのが「五十肩」です。下手にリハビリ運動を行うものなら、かえって肩関節内に炎症を起こしてしまい悪化する事も珍しくありません。「五十肩」には、経験も必要ですが、確固たる知識が絶対に必要です。
一般的に言われる「四十肩」は筋肉性のものです。それなりの知識と経験のある先生ならば、普通の電療やマッサージでも治せる先生もいらっしゃいますね。「四十肩」の患者さんは「五十肩」の方と違い、それなりに肩を動かせるものです。今来ている患者さんは、「洗濯物を干すときかなり痛む。」と言われる方と、「ゴルフのスイングする時は完全には肩が回らないね。」「服を脱いだり着たりするのが辛い。」と言う感じです。
「四十肩」は関節周りの筋肉が炎症または硬化を起こしているか、関節面の炎症であるか大抵どちらかです。私どもの院では、ご存知の通り「マイクロカレント」を使用しますので、続けて来ていただけましたら一週間以内にほぼ完治するものと思います。
驚かれるかもしれませんが、「半年以上かかる。」と言われております、「五十肩」ですら、適切な施術を行いますと、一週間程度で劇的に良くなります。ただ、非常に難しい方法ではあります。