「ドケルバン病」(狭窄性腱鞘炎)

 「ドケルバン病」と言っても、ピンとくる方は少ないかな? 手首で起きる「腱鞘炎」の一種で甘利達の良くないものルバン病」と言っても、ピンとくる方は少ないかな? 手首で起きる「腱鞘炎」の一種であまり質の良くないものと言いますか治りにくいもので、「狭窄性腱鞘炎」と日本語では言います。

 「腱鞘炎」は「腱」と「鞘」の炎症の事で、これにより関節に痛みが出るものなのですが、「ドケルバン」はこれに輪をかけて酷い炎症や痛みがあるものを指す事が多いと思われます。この「ドケルバン」ネットで検索すると、「治らない」とか「手術」の文字が躍っている場合が殆どです。確かに通常のやり方(健康保険)では完治させる方法はなかなかありません。ですが、私どもの院には「マイクロカレント」(これは自費診療となります)がありますので、こちらを使って炎症を取って行きますと、数回でかなり回復します。炎症が取れないため、痛みが継続する病態ですので、炎症さえ取れてしまえば別段何も怖いものは無いと言う訳です。

 昨日、整形外科ではっきりと「ドケルバン病」と言われた女性の患者さんがお見えになりましたが、上記の「マイクロカレント」を使用しているうちに硬くなっていた患部が緩んできましたので、指や手首を動かしてもらうと「痛みがかなり減りました。」との事でした。一度で完治は無理ですが4回程度来て貰うとかなり回復する事が常ですので、この患者さんもきっとそうなる事と思われます。