「テニス肘」について

 今朝朝一で新規の患者さんが来院されました。50代の男性でしたが、重い物を持つ仕事で暫く前から痛みがあり今までも整形外科なども受診していたのですが、ここに来て動かせないレベルで肘が痛くなってしまい、以前から話に聞いていた私どもの院に来てくれたの事です。

 整形外科医の診断では「テニス肘」(外側上顆炎)との事でした。残念ながらそこで症状が好転する事は無く結局そのまま仕事は続ける状態が続いていましたが、ここに来て一線を越えてしまい困っていたところ知人の紹介で私どもの所に来てくれたとの事です。

 最近の整形外科では「外側上顆炎」の事を「テニス肘」と言う先生が多く患者さんは意外と驚かれる場合が多いと言います。確かにテニスをしている訳でも無いのに医師から「テニス肘」と言われたら「えっ?」ってことにもなりますよね^^。

 以前も申し上げましたがこの「テニス肘」(外側上顆炎)は痛みが出た時には既に「慢性化」しているケースがほぼすべてであり、基本的に「急性」の「テニス肘」は殆どありません。もしあなたが「テニス肘」になった時は多分「慢性」のものと思っていただいて間違いないものと思われます。

 ですが、いくら「慢性」のものと言っても治るまで相当の期間が掛かる訳ではありません。人にもよりますが私ども中山接骨院スタッフの今風の(?)やり方ですと、週に2回程度来てくれるとすればおおよそ2週間で何とかなると思います「慢性疾患」ですと、人によりそれなりに差がありますので絶対とは言えませんが、大体この程度で良くなって来ると思っていただければ基本的に間違っていないと思います。

 テニスコートに行きますとエルボーベルトを着けてプレーしている方を多く見ます。中には予防のために行っている方もいらっしゃるかも知れませんが、多くの方は痛みと闘いながらプレーしているものと思われます。

 現在最も効果的と思われる施術方法ですと、上記の様な期間で意外と簡単に良くなっていくものと考えております。
皆さん予想以上に早く良くなるので驚かれる方が多いですよ。