本日も一件入ったのですが、最近 「労災保険」を使用される患者さんが多いです。昔は「会社に迷惑を掛けては仕方ないから、労災は使いません。」と言っていた患者さんが多かった感じがしますが、現在では「会社の職務中での怪我ですから労災保険を申請します。」と言った至極まっとうな事を言われる患者さんが多いですね。
昔は昔として、現在はこの様に正しい意見が普通に通る世の中となり、増す増す労働者には良い世の中になっている感じがします。私もこの職務に就いて以来「労災保険」の運用法は何か間違っていると常々感じておりました。「現場で怪我したんだから、労災が当然だし、個人の負担金もない上に休業補償もあり手厚い保険で良いですよ。」と言っても、大抵の方は首を横に振るばかりでしたからね。
私がこの道に入った頃は上役に(この方は私と良好な関係を築いていましたが….)「中山、この世で一番悪い事は仕事を休む事だ!」と言われておりましたので、僕らの同年代もそんな感じだったのかも知れません。怪我をしても休めないのであれば、どの保険でもあまり変わらないと言う事だったのでしょうか?
現代は、個人の権利が強くなったと言いますが、今までも同じ権利がありながら、行使できなかっただけなんですよね。これからの時代は、そのような判断を更にしっかりと付けなければならない時代になって来ています。もし、あなたが職場で怪我をされた場合はしっかりと「労災保険」を使って下さい、それは当然の権利と言うだけでなく、あなたの身を護るための大切なツールともなりますので…..。
