女性に多い症例になりますが、首や肩の痛み(張り)からくる「頭痛」も意外と症例としては多いですね。頭が痛いと薬を飲んでしまう方が多いと思いますが、時と場合によっては頼みの薬も効かない場合も少なくないと思います。私の院に来る患者さんでは「頭痛」は基本的に筋肉性の方が圧倒的に多いですから、大元である筋肉やそれに伴う神経を治療すれば殆どの「頭痛」は取れてしまいます。
「頭痛」を発症させる大元の筋肉は私どもは肩甲挙筋だと思っています。ここから頭頂部に延びる神経や米神に行く神経など細く細かい複数の神経が集中しておりますので、先ずはここを緩めてあげる事が得策と思われます。
次に、ここからは難しい話になりますが、指先でこの細い神経群を確認しながら施術を進めなければなりません。頭皮を走る細い神経ですので、必ず触れる事が出来るとは言えませんが、神経の走行ラインはしっかりと頭の中に入っていますので、トレースする事は可能です。先ずはしっかりと当てる事は出来ていると思われます。
私が細かい施術を行いますのは10分程度ですが、大体痛みは消えますね。大抵の方は「眼がぱっちりした!」なんて言われます。この「頭痛」の取り方は私の考案(オリジナル)ですが、なかなか良い結果を出す事が出来ています。私としては気に入っている合理的な方法であり、それで患者さんも良くなって貰えると単純にすごく嬉しいものです。
知らない方も多いのですが、この様な「肩の凝り」や「頭痛」にも対応した施術も行っております。