昨日は「テニス肘」は初期症状であれば、意外と簡単に良くなると昨日は書きましたが、この「テニス肘」多少痛くても、取り敢えず、仕事や作業、そして🎾テニスも何とか出来ますので、どうしても発症してから受診するまで、引っ張って(長い期間放置して)しまう患者さんが多いものです。
この「テニス肘」が怖いのは、仕事でも🎾テニスでも何とか出来てしまうという点で、これがどうしても「慢性化」の道へと繋がって行ってしまいます。「テニス肘」は初期う症状ですと、筋肉の張りや軽い炎症、筋肉痛のようなものですが、時間の経過と共に関連筋(この場合は前腕の伸筋群)が変性を起こし始めます。こうなってしまうと、通常の電気療法やマッサージでは、全く歯が立たなくなってしまいます。これが、一般的には「テニス肘」が治らないとされている最大の理由になります。(このことはweb上には出ていないと思います。)
変な話になりますが、乾麺のパスタをそのまま食べる方はいないと思います。多くの方はパスタは茹でてお召し上がりになると思いますが、イメージ的に「テニス肘」になってしまった筋肉は、さながら乾麺のパスタのように、ひたすら固く、全く柔軟性は無く、そして、かなり細くなってしまった感じがします。私も長い事この「テニス肘」に付きましては研究して来ましたが、「こんなに固くなってしまった筋肉がマッサージで良くなるのかな?」と思いながらマッサージをしていたものです。結論から言いますと、マッサージをして良くなる患者さんは少数派です。ラッキーな方とも言えますね。
現在当院では(どうしてもと言われる患者さんを除き)マッサージをする事はありません。以前はマッサージを全面的に肯定していましたが、今はマッサージより遥かに優れた施術方法で治療を行っていますので、する必要性が無くなったと言うべきかも知れません。私ども中山接骨院スタッフは「マイクロカレント」という特別な機器を用い「テニス肘」のような慢性化した症状にも対処しております。非常に使い手を選ぶ器械で、誰でも使えると言うものではありませんが、使うべき人が使うと驚くような結果を生み出します。私どもはこの機器と共に約20年歩み続けていますので、この機器の事は熟知しているつもりです。「テニス肘」を「乾麺のパスタ」に例えましたが、この機器を用いますと乾麺(筋肉)もまるで茹で上がりのよう(元々の健康的)な感じになります。つまり治る訳です。
慢性化した「テニス肘」は、一度では治りませんので何回か通院する事となりますが、大体4回程度通院しますと、かなり回復を感じられるようになると思います。気にならなくなる方も多いですよ。