「テニス肘」(外側上顆炎)

 昨日は「腱鞘炎」をブログに書きました。これは女性に多い症例です。と言った事も書きましたが、本日初診でお見えになった女性の患者さんは肘の痛みを訴えて来院されました。この患者さんは「外側上顆炎」 通称「テニス肘」と呼ばれる症例で、やはり女性に多いものです。

 この「外側上顆炎」別名「テニス肘」とも言いますが、もちろん🎾テニスをしていなくとも発症します。実際 テニスをしていない人の方が多いですね。事務作業のような仕事でも発症します。この症例も一度発症しますと通常の治療ではなかなか良くならない症例の一つです、なかなか良くならなくて悩んでいる方も多いと思います。

 私も以前は、かなり苦戦を強いられました。じっくりとマッサージをしても一向に良くならないこの症例は筋肉と骨の間に炎症部がありますので、筋肉をいくら揉んでも効果がないものと理解しました。そこで、今では当院の主力となった「マイクロカレント」(微弱電流治療器)による施術で対応したところ想像以上の効果があり、現在でもこの方法で患者さんに対応しています。少しばかり独特な治療法(アタッチメントもかなり異なる)ですが、このやり方ですと数回の施術で相当回復しますので、私も施術が楽しみでもあります。