心地よい緊張感を持つ

 今朝は私が立哨します、六道口の閻魔堂の彼岸花が満開でした。人によっては忌み嫌う花ですが、この花のない時期に非常に鮮やかな紅の花は貴重だと思います。皆様のエリアでもきっと綺麗に咲いているのではないでしょうか?秋風に似合う花です。少し寂しい感じもしますけどね。

 本日は久しぶりの月曜日の診療でしたので、新規の患者さんが多く来院されました。新規の患者さんを診るときはそれなりの緊張感があるものです。少しの緊張感は良い仕事をする上では必要不可欠なものです。スポーツをしている時もそうですが、強い緊張感は困ったもので、持っている能力が出し切れないものですが、ある程度の緊張感は能力以上のものを引き出してくれます。それは周りを察する能力が無意識のうちに発揮される事を意味します。

 患者さんが「ここが痛いんです。」と言われた時も、良い緊張感がある時は関連した部位まで咄嗟に確認し、意外な患部を見つけ出す事もあります。野球で言いますとファインプレーみたいなものです。自分でも、「良く見つける事が出来たなぁ。」と思う時は、決まってそのような感覚の時です。診察や施術をするときは心地よい緊張感は絶対に必要です。