重度の「肉離れ」の場合

 昨日はお休みだったので、車であちこち回ったのですが、紅い彼岸花が👀目に付きましたね。真っ赤ですから非常に目立ちます。田んぼや お寺 お墓にもよくありますので余計に目に付いたのかな?取り敢えず墓参りはしっかりと済ませました。

 本日は連休の狭間の月曜日です。意外な方も来院されたりと特に午前中が忙しかったかな? 午前中にお見えになった男性の「肉離れ」の患者さんは、大きな「肉離れ」でした。下腿三頭筋の「肉離れ」であり、指3本分は切れていましたね。指一本分が約2cmですから、6~7cmと言った所でしょうか、体育館で「バレーボール」中の怪我と言う事です。自分でジャンプしたり着地、そしてダッシュの際負傷したものを「自家損傷」と言いますが、その場合は大抵指一本分約2cm未満のものが圧倒的に多く、今朝の患者さんのように下手をすると7cmを超えるような大きな肉離れは「交通事故」など特別の事が無いとなかなか発生しないものです。

 この患者さんは一度「整形外科」を受診していてMRIを撮り「肉離れ」の診断を受けている方ですが、一週間経っても一向に良くならないどころか、「踵を着けなくなってしまった。」の事です。これは固定が不十分と言う事ですので、迷わず「テーピングで固定」を行いました。そして、固くなってしまった下腿三頭筋の断裂面の上下を「マイクロカレント」(微弱電流治療器)により回復させました。そして、明日は私どもの院は休診ですので23日(火)にまた来院される事となっています。

 通常 指一本分の普通の「肉離れ」は「テーピングで固定」しますと、二日程度で急激に良くなって来ます。そして、約一週間でスポーツシーンに復帰する事が可能です。こちらの方も、実際 大きな「肉離れ」ではありますが、幸い深さは無いタイプですので、回復は早いものと思われます。

 肉離れの治療には、「テーピング」による固定が絶対的な効果を現します。軽度のものでも、しっかりとした固定は必要と思われます。