昨日初診で来てくれた小学六年の女の子はバレーボールのお子さんでした。整形外科に通っていますが、一向に良くならない左右のシンスプリント、何とかならないかと相談したのがクラブの監督さんだったそうですが、その監督さんが私どもの院を勧めてくれたそうなので、迷わず来院されたとの事です。
この「シンスプリント」も学生スポーツには良くありがちなスポーツ障害の一つとなります。ランニング時やジャンプの時の下腿部の痛みが特徴的で、これも発症するとかなり辛いものです。一般的には(ネット上でも)なかなか良くならない症例の一つですが、私ども中山接骨院スタッフはこの症例を非常に得意としておりますので、昨日の施術だけでもかなり満足の行く結果となりました。お嬢さんも付き添いのお母さんも喜んでくれましたね。良かったです。
そんな感じで、めでたしめでたし、となったのですが、付き添いのお母さんは言われました。「こんなに早く良くなるなら、騙し騙し使ってきた私の腰も治るでしょうか?」と。私は「腰は基本的に良くなるものです。多分3~4回で良くなると思います。まだ診た訳ではありませんが、通常その程度で良くなるのが私どもの院では普通ですので。」とお答えしました。お母さんも、あちらこちら通ったようですが、どうしても良くならなかったようで、疑心暗鬼になっていらっしゃるようですが、目の前で回復する娘の姿を見て、そう思われたのかも知れません。この日は、お母さんは受診されませんでしたが、受診すればきっと良くなると思います。「腰」も私ども中山接骨院スタッフの得意とするところですから…。
「腰」の痛みは治らないものと思い込んでいる人が、世の中にはどれだけいるものか?と、心底思います。たしかに「腰」の痛みは千差万別で個人差まで入れたらそれこそ無限のレパートリーがあると言えます。しかし、患部を手作業で見つけ出し、非常に効果的な機器も現代にはありますので、治らないと言う事は無いと思います。
PS レントゲンやMRI CT はあくまでも参考資料であり、全てではありません。映像により病気を見つける事もありますが、特に慢性症状の場合、患部(痛い所)を見つける機能はありませんから映像しか見ない先生なら、分からなくても仕方のない事と思われます。信じられない方もいるとは思いますが、あくまでも、痛い所を見つけるには指先の感覚が現在でも最も頼りになります。「触診」をじっくりと行わず何が分かるものか….。と、私は思います。