20年はかかりました

 何とか「坐骨神経痛」を攻略したい。そう思って30年、未だ完璧ではないにしろ80~90%の方を治せるレベルに到達した私自身を凄く嬉しく(誇りに)思っています。

 私のブログをお読みの方は「坐骨神経痛」と言うものが病気の名前ではなく、症状の名前であると言う事をご存じの方が多いものと思われます。ですから、「椎間板ヘルニア」にしろ「脊柱管狭窄症」にしろ、単純な筋肉性の腰痛にせよ様々な腰部のトラブルにより「坐骨神経痛」は発生します。逆を言えば腰部で起きているトラブルを解消しなければ「坐骨神経痛」と言う症状は改善する事は無いと言う事なんです。

 と、ここまでがいわゆる一般論(坐学的な理論)なんですが、実際の臨床(現場)での施術の感覚ですと、「坐骨神経痛」は「坐骨神経痛」単体の施術を行っただけでも、つまり、腰部を治療しなくとも「坐骨神経痛」を解消できる事が分かって来ました。実際 私どもの院でも「坐骨神経痛」だけを訴えて来院される患者さんは非常に多いものです。

 でも、皆様もご存じの通り一般的に「坐骨神経痛」は治らないものとされています。私どもの院に来る前に多くの患者さんは整形外科の先生の診断を仰いでいる場合が多いと思います。そして、「坐骨神経痛は治らないですからねぇ。」と言われ、トボトボと家路に着く患者さんの何と多い事か….。

 只、この様に整形外科の先生が「坐骨神経痛は治りません。」と声高に宣言される事は、私どものチャレンジングスピリットを刺激します。私が、「坐骨神経痛」を如何に治すかに心血を注いだのはそんなこともあったからです。きっと治す方法はあるはずと完全に信じ込んでいましたので、闇雲にいろいろな施術法を試していた事を思い出します。そして、「必ず治して見せる!」と、心に誓ってから実際そうなるまでに20年以上掛かってしまいました。

 結局、使用する機器も、手技も、理論も最初の時からは全く違う方向に行ってしまいましたが、基本的に誰かに聞いた訳では無く私のオリジナルで治せるようになりました。現在毎日のように「坐骨神経痛」の患者さんが新規でお見えになります。大抵は、かなり困り果てたお顔をされて….。でも、施術を受け帰途に着く際は笑顔になっているのを見ると本当に嬉しいものです。