「🎾テニス肘」にも種類があります

 少し前に「🎾テニス肘」について書きましたが、その後も何人か🎾テニス肘の患者さんが来院されました。ネットで、🎾テニス肘を検索しますと、実に様々な事が書かれて興味深いものです。

 「非常に治りにくい」と書いているサイトが多いと思いますが、「一発で治る!」と謳っているサイトもあったりと、釈然としないものです。実は「🎾テニス肘」は、タイプが幾つかある為そのような事になっているものと思われます。

①筋肉が単に疲れている状態の場合    この場合は確かに一回でも良くなるケースはあります、何処のサイトでも書いてあると思いますが、テニス肘は肘の外側の筋肉(伸筋)や靭帯が炎症を起こす疾病です。このような場合は術者に常識的な能力があれば治せると思います。あと、時々肘関節内に水が溜まる事があります。これは一回の施術では良くなりません一週間ぐらいは見て欲しいものです。水を抜く必要はないはずです。

②筋肉の痛みが神経による場合      少し専門的な話になってしまいますが、この筋肉の痛む原因が関連した神経から来ている場合、その神経も治療しないと全く良くなりません。筋肉は神経により支配されています、痛みが出る部分と治療しなければならない部分が違っている事は現場では珍しい事ではありません。そんな場合筋肉も固くなっていますが、神経も同様に固くなっている場合が多く見られます。この場合、神経を優先に施術を行って行きます。施術を一度やるごとに、確実に良くなって行く感じが分かると思います。

③筋肉や靭帯が変性を起こしてしまっている場合   このケースが私の知る限りで最も「テニス肘」が悪化している場合となります。これはもう筋肉や靭帯が炎症を起こしていると言った単純な話ではなく、筋肉や靭帯が、異質なものに置き換わってしまった事を意味します。一部の先生はこれを「炎症」とは呼ばず「変性症」と呼んでいる方もいらっしゃる程です。こうなってしまうと、通常の治療では基本的に治りません。私どもの院では「マイクロカレント」(修復電流)を使用し治療を行いますが、それでも一か月ぐらいは掛かってしまうと思います。しかも多方面からアプローチを行わなくてはならなくなり、難しい施術を要求されます。でも何とかなるものですよ。